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旅行記⑲ 台湾 ~内湖エリア 来来豆浆、點水樓、足工場~

綺麗でとっても空いているショッピングモール群をご紹介した内湖エリア。

今回は私が実際に楽しんだおすすめグルメと体験を書いていきます!

 

内湖エリアでのショッピングについては前回記事を参照。 

komachikokokoko.hatenablog.com

 

 

 

 

おすすめグルメ

ローカル食堂でほっこり!台湾朝ごはん

夢のような台北・マリオットの朝食ビュッフェ

旅行記⑰ 台湾 ~台北マリオット・ホテル~ - Kikoの飽きずに懲りずに週末海外

も滞在中十分堪能したものの、せっかく台湾に来たのだから、ローカルな朝ごはんが食べたい!と向かったのはホテルから徒歩10分の距離にある『来来豆浆』

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簡単な道順でローカル街道を進んでいくと、

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見えてきました!
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ペンキの薄れたTOYOTA看板が目印ですね。

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お店はこんな感じでオープンキッチンスタイル

お姉様方が調理している傍ら、注文を中国語で聞いてくるのでその場にあるものを指差し呼称です。この旅での指の活躍ぷりったらもう、、、!

 

丸亀製麺はなまるうどん(2大うどんチェーンを平等に言及)さながら、お盆にどんどん料理が載せられていき、最後にこちらもお姉様の指の本数を頼りにお会計。

 

そしてお待ちかね、私が食べに来たローカル台湾朝ごはん、豆浆がこちら

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トウチアンと呼ぶらしく、意味は「豆乳」。

豆乳って朝ごはんというより飲み物のイメージがありますが、台湾の朝ごはんとしての豆乳は、スープのように楽しみます。

私が頼んだこちらの温かい豆乳も、豆乳の臭さはなく、ほんのりお出汁と、ちょっとした酢醤油と、ザーサイとでほっこりするお味。そこに細かくちぎられた揚げパン油条が具材として入っていて、旨味をプラスしています。かつ温かいので、食べ進めるうちに豆乳がほろほろのおぼろ豆腐のようになってきて、それもまた美味でした。

一緒に指差し呼称で注文した卵焼きは普通の卵焼きだったかな。

 

値段は合わせて64元(223円)

台湾料理、中華料理の食べ過ぎで胃を休ませたい、そんな朝にいかがでしょうか?

台北中心部にも豆浆の有名店、「阜杭豆漿店」がありますが、朝はものすごい行列とのこと。それに比べて、落ち着いて指差し呼称ができるこちら、おすすめですよ~

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店先で油条を揚げる様子

 

あの鼎泰豊を超える?小籠包

台湾で最も有名な小籠包のお店といえば、日本にも出店している鼎泰豊ではないでしょうか。

ただこの内湖地区には、點水樓(ディエンシュイロウ)という名店があり、台湾の小籠包コンテストで1位にも輝いたことがあるのです!

日本のすべての観光地にある、「金賞受賞コロッケ」よりは信憑性あり

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點水樓は台北に4店舗(南京店、復興店、懐寧店、大直店)あり、私たちが訪れた大直店は、お昼時にもかかわらず全く並ばずに入ることができました

有名店であればどこでも並ぶ台北中心部に比べ、やはりこのエリアは空いていて快適ですね!

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店内は高級感があります。
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名物小籠包は旨味のつまった肉汁たっぷり!薄めの皮にたぷたぷスープのタイプです。

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その他えび餃子なんかもいただきました、こちらもえびが本当にぶりんぶりんでとっても美味しかったです!

小籠包、その他サイドメニューの詳しいレビューは、人気店を独自に比較した台湾小籠包まとめ記事をご参照ください!

 

おすすめ体験

ネーミングセンスよ!足工場!

ごはんを食べて、ブラブラ歩きまわって、そんな時に疲れたおみ足を癒してくれるのが台湾の足ツボマッサージ

しかもこの内湖エリアにある足ツボは、ただの足ツボじゃあありません、なんてったって名前が「足工場」って言うんだから。

マッサージ系は衝撃の韓国アカスリ体験以来!

旅行記⑧ 韓国ソウル2泊3日 ~極上タッカンマリと大量生産される私たち~ - Kikoの飽きずに懲りずに週末海外

期待と不安を胸に、レポート形式でその魅力をお伝えします!

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台北マリオット・ホテルから足工場までは徒歩8分

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工場入り口です。

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中に入るとカウンターがあり、

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ほっと安心!マッサージのメニュー表が英語、日本語表記でありました!

値段は街中のソファーが並べてあるだけのお店よりは高めですね。2階建て独立路面店でとても綺麗なお店なので、こんなものかしら。

私は足裏マッサージ40分(800元/2800円)を頼みました。

 

カウンターの店員さんに英語で「ちょっとまってて」、「靴脱いで」等言われ、その場で紙スリッパに履き替えて少し待ちます。

 

すると、どこからともなくお爺ちゃん足ツボ師登場!

ここから先は店を出るまで、ツボ師(中国語、以後ツボじい私(日本語)の国を超えた身振り手振り非言語コミュニケーションが始まります、、、!

 

ツボじいが階段を上っていくので、無言でついていく私。どうやら2階がマッサージスペースの様です。

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大々的に掲げられた工場名を眺めつつ、ツボじいがどこかに消えたのでしばしテーブル席で待ちます。

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奥の部屋には足湯スペースがあります。これからここに案内される模様。

 

ツボじいが戻ってきました。この日私は短パン裸足という足ツボウェルカムな服装であったため、着替えずに足湯スペースへ。服装によっては着替えも用意してありました。

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さて足を突っ込みます。

カバンはどこに置いたらいいかと、カバンを持ちながらキョロキョロしていると、

「ここに置いてくれい」とツボじいの指差し
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ぶくぶくするお湯との距離感がかなりデンジャラスな場所を指定されました。

足湯はちょうど良い温かさで気持ちいい〜

足湯中は肩や頭のマッサージをしてくれるのですが、髪の長い私に対し、またどこかへ消えたかと思えばヘアクリップを持ってきてくれたツボじい。

髪をまとめるジェスチャーとともに無言で渡され、私はというと「謝謝〜」とニーハオに次ぐメジャー中国語で謝辞を述べました。

 

足湯タイムがなんなく終わり、次はいよいよ足ツボです!

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足湯スペースと繋がる様に、奥にこれまた綺麗なソファーがずら〜っと並んでいます。
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足置きに足を投げ出して、ここから40分の足ツボタイムがスタートです!

(足ツボの前後込みで所要時間は余裕を持って1時間半といったところでしょうか)

40分のタイマーがスイッチオンされる前に、ツボじいに暖かいお茶を用意してもらいました。

 

そしてふと壁を見ると【Free Wifiの文字が!

40分間ツボじいと言語を超えた微笑み合戦するのも悪くはなさそうですが、それにも限界があるので、意を決して、

Wifi パスワード?」

とツボじいに聞く私。

ツボじいに伝わったかしら、、、との私の不安をよそに、

 

「あっオーケーオーケー」

とすんなりとツボじいはポッケから

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《老師》と書かれた名刺を笑顔で出しました。

 

ろっろっろうし、、、!

中国語は分からないながらも、敬い、教えを請うべき「師」

さらにその道での熟練さを彷彿とさせる「老」

の二文字を見て、

 

(ええい何がWifi パスワードじゃい

老師に向かってたわけたことを)

「謝謝〜!!!!!」

と私が有り難く名刺を頂戴したのは言うまでもありません。

 

その後名刺を丁寧にかばんに入れ、Wifi パスワードを諦めた私がスマホWifi 画面を閉じようとすると、

「あ〜」

と老師。

 

スマホ画面のキーボード部分でさらさらっと足工場Wifiを選択し、

【12345678】

という奥深い有難いパスワードを入れてくれました。

 

タイマーが押されてからは、老師がぐりぐりと足ツボマッサージを開始!

途中アイタタタタとなる場面も、完全にツボじいをその名の通り師と仰ぐ私には、師の道を否定することができず我慢。

※痛そうにすれば普通弱めにしてくれます。

 

とはいえ終始[イタ気持ちいい]と言った具合で、途中寝そうになりつつ40分はあっという間に過ぎていきました。

 

マッサージが終わり、謝辞を述べると、老師も何か言ってくれています。

「また悩んだらわしの元に来い」

風な

ことを言っているのかなぁと思いつつ、私は笑顔で受付のある1階に降りて行きました。

 

すると私を呼び止めようと後を追ってくる老師。

えっえっなんですか?

 

再び2階に戻ると、

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「これをお食べ」
 と、温かいエッグタルトと温かいお茶を出してくれていました。。。

 

ツボじい!!!!!

老師!!!!!

 

こうして少しの間ゆっくりした後、私は帰路につきました。

言葉が通じない、ほぼ無言の中でも、温かいおもてなしをしてもらい、せわしない台北中心部とはまた違う体験をすることができました。

 

さて、台北マリオット・ホテルから楽しむ体験は足つぼだけではありません。

次回は激近!故宮博物院をレポートします!