旅行記㉕ ~台湾 タピオカおすすめ店を比較・紹介! 50嵐、CoCo都可、Cha time、吉龍糖、珍煮丹、春水堂~
前回の小籠包おすすめ店紹介に引き続き、今や日本でも大人気のタピオカについて、おすすめのお店、メニューを紹介します!
イチ押し小籠包のお店は前回記事を参照。
komachikokokoko.hatenablog.com
台湾のタピオカ店では、甘さ・氷の量を選ぶことができるところがほとんど。
氷は個人の好み、その時の気分で選ぶとして、甘さは店舗によって異なるため、それぞれのおすすめの具合も併せて記載しますね。
※『100%、50%、30%、なし』から選択することが多いです。
フルーツティーおすすめ3選
タピオカ店のおすすめを紹介するところですが、いきなりフルーツティーをおすすめさせてください。
実は台湾のタピオカ店、いわゆる代表的なタピオカミルクティー等だけでなく、台湾ならではの台湾茶と、マンゴーやパッションフルーツなど、南国ならではのフルーツを組み合わせたフルーツティーも販売しています。
以下に挙げるお店、実はミルク系ドリンクよりも確実にフルーツティーをおすすめしたいです。
なぜかって?ミルクがあまり美味しくないからです!!!主な原因はミルクへのこだわりの低さ。
のっけからとてもネガティブな理由を述べてしまいましたが、フルーツティーはとっても美味しいので、どうか引き続き話を聞いてください。
圧倒的店舗数!50嵐
台北の街中を歩いていて、どこに行っても必ず目にするほどあるのが、50嵐。
こちらのおすすめは、「檸檬緑(レモンジュース+ジャスミンティー)」
おすすめ甘さ:50%
レモンと言っても、ひぇ~っとなる酸っぱさはなく、爽やかな酸味とほのかな甘み(50%の場合)が感じられます。合わせるお茶もジャスミンティーなので飲んだ後味がとってもすっきり!
蒸し蒸しとして暑い台湾で、ちょっとした酸味が欲しいときに最高です!
ちなみに・・・50嵐のミルク系ドリンク、例えばタピオカミルクティー(珍珠奶茶)があまり美味しくない理由、それはミルクティーに牛乳ではなくコーヒーフレッシュ・クリーマーを使ってるから。
一応牛乳を使用したミルクティーもあるようで、そちらがよければ「珍珠紅茶拿鐵」という方を選びましょう。
同じくそこらじゅうにある!CoCo都可
50嵐と並んで、街のいたるところで見かけるのがCoCo都可。
こちらのおすすめは、「百香緑茶(パッションフルーツ+ジャスミンティー)」(写真右)
おすすめ甘さ:30%
このドリンクは何と言っても、パッションフルーツの種の粒々がポイント!噛むたびに食感が面白いのと、種の周りの果肉の酸味がとっても爽やか!
50嵐の檸檬緑に引き続き、暑い中の街歩きにはぴったり!かつ南国テイストが台湾らしいです。
そして実はCoCo都可でも、ミルクは牛乳ではなく粉ミルク・・・。
後で紹介する、フレッシュ牛乳にこだわるお店とは全然味が違いますので、ぜひこちらではフルーツティーをおすすめします!
フードコートでの休憩に!Cha time
街中よりも、デパート等のフードコートで見ることが多い印象のCha time。
おすすめは「黄金蜂蜜柚子茶(Honey Pomelo Tea)」
おすすめ甘さ:50%
ここいらでそろそろ
「おまえどんだけお口さっぱりさせたいんだ!!!」
と野次が飛んできそうですが、こちらも柚子の酸味とはちみつの優しい甘さが最高のコンビネーションなんです!
はちみつ入りで疲れもふっとぶ気がしてきます・・・。
こちらの「初戀百香緑(Passion Fruit Green Tea)も心からおすすめ!
前述CoCo都可よりも甘さ控えめ、よりさっぱり系です。
そして恒例のミルクディスりコーナーですけれど、こちらもタピオカミルクティー(珍珠奶茶)に入っているのは粉ミルク。
牛乳も選択できるようですが、そもそも選択できるという時点でその牛乳にはさほどこだわりがないのではと勘ぐってしまいます。
(最初からここまでひねくれていません。後に出会った美味しい牛乳を使ったドリンクが私をこうさせました。)
ミルク系おすすめ2選
さて、はからずも(?)前半はとんだミルクディスりが続きましたが、じゃあどこのミルクがいいんだと、その疑問にお答えしましょう。
今回おすすめするミルク系ドリンクが美味しいタピオカ店は、どちらも黒糖タピオカミルクが美味しいお店。
最近ではタピオカドリンクの代名詞、タピオカミルクティーよりも人気度が増しているように感じるほど、様々なお店で黒糖タピオカミルクが登場しています!
黒糖で煮詰めたタピオカを、新鮮なミルクに入れたドリンクで、ティーは入っていないのが特徴です。
黒糖タピオカミルクの旨さに驚愕!吉龍糖
ドラゴンマークが特徴の、まさに黒糖タピオカミルクを売りにしているのが吉龍糖。
おすすめは「黑糖珍珠厚奶(ブラウンシュガータピオカ濃厚ミルク)」
おすすめ甘さ:50%
見てくださいこの美しい姿とかわいらしいフォルム。牛乳に黒糖の蜜が混ざるグラデーション!
よくかき混ぜてから飲むと、黒糖の優しい甘さに濃厚で新鮮な牛乳のまろやかさがまた合う!そして黒糖の味がしっかりついたタピオカももちもちの極み!
こちらのこだわりは
沖縄伝統製法の黒糖使用
煮込み後4時間を賞味期限とした生タピオカ
生乳100%
それらこだわりが詰まった吉龍糖の黒糖タピオカミルクは、私の台湾NO.1タピオカドリンクです!
黒糖タピオカミルクもフルーツティーも美味しい!珍煮丹
こちらも売りは黒糖タピオカミルク。台北で最も有名な夜市である「士林夜市」のドリンクスタンドが発祥のお店とのことです。
おすすめはもちろん、「黒糖珍珠鮮奶」
おすすめ甘さ:50%
前述吉龍糖よりかはグラデーションが薄めでしょうか。
こちらももっちもちのタピオカが黒糖でよく煮込まれていて、生乳100%のフレッシュミルクとの相性最高!
吉龍糖に比べるとミルクの比率が多い印象で、よりミルク感を味わいたい方にはおすすめ。私はより黒糖を味わえる吉龍糖の方が好みでした。
ちなみに黒糖タピオカミルク、特に新鮮なタピオカを使うお店であればあるほど、
『氷の量は減らしすぎない方がいい』です。
味が薄まるのでは?という不安もあるかもしれませんが、黒糖でよく煮込まれたタピオカは温かいことが多く、冷たいミルクと混ぜるとそのままではドリンク全体が若干生ぬるい状態に。
どんなに黒糖タピオカが美味しくても、ベースである牛乳が生ぬるくなってしまうと魅力が半減するので、氷の量だけは注意です!
珍煮丹おすすめメニューは黒糖タピオカ以外にも!
それは「百香雙響(Green Tea with Passion Fruit & Bubble & Coco Jelly)」
おすすめ甘さ:30%
「あとなんかやばい沈殿物が見えるけどそれは口にしていいやつか!」
とのクレームは脇にそっとよせて・・・
こちらのパッションフルーツティーは、前述CoCo都可・Cha timeのものと比べて大人仕様。ティーにほんのりとした渋み・深みがあり、どちらかというとジュース系であったそれらとは違って、お茶の風味がより楽しめます。
そこにもっちもちタピオカとナタデココ、そしてぷちぷちぱっしょんパッションフルーツの食感が楽しい!
私の母の台湾NO.1タピオカドリンクです!
番外編:がっかり店
上品系すぎる?春水堂
日本にも上陸し、その行列が話題ともなった春水堂。
タピオカミルクティー発祥のお店でもあります。特にお茶へのこだわりは強く、香料等は一切使わず高品質な茶葉のみ使用。お茶マイスターと認められた者のみがドリンクをつくることができるという徹底ぶり。
そこで頼んでみた、「珍珠奶茶(タピオカミルクティー)」
まず言わせてください。
「タピオカ見えてなんぼでしょうに!!!」
テイクアウトでドリンクを注文すると、このようなカップに入れてくれるのですが、せっかくのタピオカが見えなくてなんとなく残念。
そして、中身が見えないことにより、タピオカドリンクを飲んだことのあるすべての人が経験する、
「最後の方残ったタピオカを食べきるためのストロー狙い撃ち」がしにくいのなんのって。
肝心のお味ですが、確かにミルクティーはお茶の豊潤な香りをどこよりも強く感じるものの、ちょっとあっさりしすぎな気も。(甘さ50%にしたからでしょうか)
加えてタピオカは、感動するほどのもちもち感はなく、またタピオカそのものの甘味/味も薄め。(小さいタピオカにしたからでしょうか)
『タピオカミルクティー発祥』への期待が高すぎたのか、ちょっとがっかりの体験でした。
一度は試してみたい!という方には
・店内利用(きれいなグラスに注いでくれるので)
・甘さ100%
・タピオカは大きい方を
ということをアドバイスいたします。
以上が台湾のタピオカ店の紹介でした。
ぜひ、台湾旅行中は「一日一タピオカ」をノルマに、色々な種類を試してみるのはいかがでしょうか?