飽きずに懲りずに週末海外 新橋OLのはなし

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旅行記㊲ ケニア5泊8日新婚旅行 ~マサイマラ国立公園から日本までぶっ通し帰国の途~

マサイマラ国立公園滞在も5日目。今日はとうとう帰国の日です。

 

3~4日目のゲームドライブの様子は前回記事を参照。

komachikokokoko.hatenablog.com

 

行きはドーハ空港でトランジット、ケニアに着いてからはナイロビに一泊したのち国内線でマサイマラまでやってきた私たちですが、帰りはナイロビからすぐドーハ空港へ、そしてそのまま東京へ帰る飛びっぱなしプランです。

~Ashnil Mara Campからマサイマラ国立公園国内線発着場、そこからナイロビ空港へ移動~

17:20 ナイロビ空港発(6時間フライト)

23:25 ドーハ空港着(3時間乗り継ぎ)

 

翌02:10 ドーハ空港発(10時間半フライト)

18:40 成田空港着

 

 

Ashnil Mara Camp出発 図らずもゲームドライブ

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5日間滞在したAshnil Mara Camp、最終日はゆっくりと朝食を楽しんだのち、5日間お世話になったドライバーエドワードの運転で、国内線発着場まで向かいます。

 

この日は単なる移動で終わると思いきや、普段のゲームドライブと変わらないくらいしっかり動物を見させてくれました!

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ハイエナに

 

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バッファロー

 

もはや写真には収めていませんが(笑)、今や見慣れたヌーの大群も明日からは見られなくなると思うと名残惜しい・・・。

 

そして最後の最後に、ずっと近くで見たかった動物に出会うことができました!

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ゾウのファミリー!!!

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可愛い子どももいました!

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サファリカーで川を渡ったところでいきなり出くわしたため大興奮!本当に嬉しかったです!

 

その後

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キリンやイボイノシシ(よく見るとおしっこ中)にも別れを告げて、最後のサファリを大満足のうちに終えました。

 

ここにきて最大の難関

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行きと同様、マサイマラ国立公園の国内線発着場OLKIOMBO AIRSTRIPに到着。(相変わらず何もない)

 

ナイロビの国内線空港であるウィルソン空港まで戻る飛行機を待ちます。

実はこの時、私は極度の緊張状態にありました。

行きは運よく2シート×2列のしっかりとした飛行機で来ることができたものの、ウィルソン空港で見たほとんどの飛行機はおもちゃの飛行機のような、小さくて頼りないものばかり。

 

<参考①>行きのしっかり飛行機

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<参考②>空港で見たおもちゃ飛行機 

※車輪が少ないため発着場では後ろがボヨンボヨン振動してる

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私は高所恐怖症かつビビりで、一番好きなことは安定した大地にいることです。普通の飛行機も乗るのは好きではありません。

これからやってくる飛行機がどちらのタイプなのか、それはそれは固唾をのんで待っていました・・・。

 

そしてドライバーエドワードに「これだぞー」と言われて到着したのは、

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お゛も゛ぢゃ飛行機だっだ~~~~~~~~(血反吐)

この先頭の申し訳程度のプロペラを見てください。

こんなんで飛べるんでしょうか?

動力は何なんですか?

お願いだから地上5メートルをMAXに飛行してくれませんか?

太った人を偏った位置に乗せるのはやめてくれませんか?

(ヤバいクレーマーになったつもりで)

 

この後のことですか?正直はっきりと覚えていません。

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白目を剥きながら乗り込むと中は一人用シートと二人用シートの間にわずかな隙間があるつくり。(白目)

 

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コックピットはすぐそこにあって操縦の様子を間近で見ることができます。(見たくない)

 

席につくと、事前にスマホにダウンロードしていたPodcast(ラジオ番組等を聞ける)で好きな番組を聞き、瞼をがっちりと閉じ、完全に無の境地に入りました。

※記念撮影をせがむ夫を完全無視しながら

離陸してからはやっぱり揺れる揺れる(血反吐&白目)

やっぱりこんなおもちゃが空を飛ぶのは無理だったんだと思いながら、必死に無の境地に戻ろうと頑張りました。

結果離陸前に飲んでおいた酔い止めによって頭がふわ~っとしてきたので(合法トランス状態)、気が付けばウィルソン空港に到着していました・・・。

 

なぜかナイロビで謎肉祭り

決死の思いでウィルソン空港に到着。

空港では、行きにもお世話になったHISのガイドOさんが待っていてくれました。

 

そしてこの後はナイロビ空港までの道すがら、昼食のためレストランへ。

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「CARNIVORE(肉食)」という分かりやすい店名です。(菜食主義者発狂もの)

 

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お店の中央でありとあらゆる肉を焼いていて、店内は観光客でいっぱいでした。

 

あらかじめコースが決まっているので、後は好きな飲み物やお肉を頼むだけ。
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パンとスープに(普通に美味しい)


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お肉に合わせるソース


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サラダやサルサ等も運ばれてきました!思っていたより豪華です。


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そして後はシュラスコスタイルで、店員が次々と持ってくる色々なお肉を、食べたいものを好きな量だけいただきます。

それぞれのお肉に合ったおすすめソースを教えてもらえるので、味を変えつつ楽しむことができました!

スペアリブやチキンのドラムスティック等、馴染みのあるお肉はおすすめソースも相まって普通に美味しい!

 

ゲテモノ枠でワニやダチョウなどがありましたが私はスルー。

夫は好奇心で牛のGOLDEN BALLを試していました。

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GOLDEN BALLはなぜかハート型。まずかったらしく、ちょっと気持ち悪くなっていました笑

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選べるデザートではパッションフルーツチーズケーキを。

 

店内も綺麗で、食事も思ったより美味しくて、 店員のサービスもとてもよかったです。食事中流れている陽気な音楽とともに、ナイロビで最後の楽しい時間を過ごせました!

 

そして私たちはナイロビ空港でガイドOさんに別れを告げ、ナイロビ→ドーハ、ドーハ→成田と空の旅を経て、新婚旅行を終えたのでした。

 

新婚旅行を振り返って

「今まで見たことのない景色を見たい!」と、 夫婦ですんなり意見が一致して決まったケニアへのハネムーン。

長期休暇だからこそ可能な、相当な移動時間を要する旅先でしたが、まさにこれまでの人生で見たことのない景色を見ることができました。

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短絡的で幼稚に聞こえる感想ですが、建物も何も人工物のない大草原で、動物たちがただただ日々を生きている姿を目の当たりにして、「あぁ地球ってこういう場所なんだな」と感じたのです。

 

そして動物たちの生と死のサイクルを垣間見て、私という一人の人間が、今生きているというシンプルな事実を強く感じました。

 

私たち夫婦が共通して思ったのは、この美しい景色を、将来子どもにも見せてあげたい、ということ。

のんびり旅行記を書いていたら、あっという間にケニアへの旅から一年がたってしまいましたが、気づけばこの景色を将来見せてあげたい子どもが一週間後には生まれることとなりました。

夫婦になって間もなかったお父さんとお母さんが、一緒に心打たれた旅の記録を、ここに残します。