旅行記④ セブ島2泊3日 ~シャングリラ 各々がプライベートを楽しむプライベートビーチ~
朝食ビュッフェを経て、見事「今ケガしたらマンゴー色の血が流れるのでは」と思えるくらいのボディーを手に入れた私たちは、意気揚々としつつも、
一方でマンゴーが口からこぼれださないよう、慎重な足取りで、ホテルのプライベートビーチへ向かいました。
そんなマンゴー過多の状態に行き着いた記録は前回の記事を参照。
komachikokokoko.hatenablog.com
昨日は長めのスコールもあり、海はおろか青い空すら見ていなかった私たちの目に映ったのは、、、こちら
真っ青な海はどこまでも透き通っており、さらさらとした白い砂浜、一面のヤシの木が、リゾートとは何かをこれでもかと体現していました。
波打ち際のビーチパラソル+ビーチチェアはすでに埋まっており、まずい、出遅れたかっ、と焦りつつ、お腹の中身がたぷたぷするのを感じつつ、何とかビーチの端に、ヤシの葉でできた屋根の下にビーチベッドが並べられているスポットを見つけました。
安住の地(?)を確保してからは早速、シュノーケルに繰り出します。
友人Sは日本から自前のシュノーケリングセット*を持ってきていたので、
*ただし壊れてゴーグルと呼吸用パイプが分離しており、もはやパイプ単体を使う様子は水中の忍者が竹筒で息をする姿そのもの、しばらく私爆笑
私はビーチのカウンターでシュノーケリングセット(足ひれ付き)を有料レンタルしました。
無料で借りられるライフジャケットをつけ、ゴーグルを装着し、
いざ魚を見つけるぞ!泳ぐぞ!と意気込んで海へと入っていきます。
え、あれ?
まだ顔を水につけてないのに、魚が見えるぞ
何ならまだ立ってるのに、魚が見えるぞ
むしろゴーグルで視界がクリアじゃないから見えにくいぞ
<参考> 波打ち際から数歩歩いた先の足元
いやこわっ!!!
むしろこわっ!!!
求めてたTHE NATUREというより金持ちの家の巨大水槽に間違えて足突っ込んだ気分
私たちが入っていったエリアは異様に魚が密集している部分であったようであり、他の浅瀬を見るとほとんど魚がいなかったので、
やれ安心と魚がいないエリアに移動してから、魚を見るべく沖に向かって泳いでいきました。(大いなる矛盾)
少し泳いでいくと、気づけば水深5メートルほどはあるエリアに。
浅瀬で大量に見たシマシマの魚たちとは別に、南国らしい青い魚やヒトデ、鮮やかな朱色のサンゴなど、時間が経つのを忘れてしまいそうな大自然が広がっていました。
つい先ほどまでいたビーチから、さほど離れていないにもかかわらず、ここまで美しい海の世界を見られるとは、とっても素晴らしい体験ができました。
シュノーケルを十分楽しんで、無事、
顔にはゴーグルの跡がつき(勲章)、
髪はやまんば(海なのでうみんば)
のようになった私たちは、セルフィー棒で奇跡の一枚をとるべく、小一時間ほど写真を撮りまくっている女子たちが、くるぶしまでしか水との接触を許さない様子(通称くるぶし女子)を横目に見ながらビーチベッドへてくてく戻っていきました。
ビーチベッドへ戻って一休みした後は、再び海へ。
今度はライフジャケットを浮き輪代わりにただひたすらに水面に浮かぶ簡単な遊びです。
この遊びではどこまでも広がる海を眺めながらではなく、ビーチ側を向いてぺちゃくちゃ話すのがポイント。
また、浮いている間に自然とHappy Babyのポーズになっているのが、今朝のヨガレッスンで師に習った技をさっそく使う、私たちの真面目なところ。
今だ一世一代のチャンスとばかりに写真を撮りまくっているくるぶし女子たち見ながら、
「ナイトプールにいるやつかよ」
「もうそのショットがベストオブベストだよ、実力だよ」
などと話していたかと思えば(性格悪い①)
今度は、その髭のもてあそばせ方から、セブ島語学学校の日本人長期留学生に違いない青年(想定)とフィリピン人女性との嬉し恥ずかし初デート(想定)を眺めつつ、
※セブではホテルのプライベートビーチだけを昼間に使えるようなデイユースが人気らしい
「いや彼女海に入ることを恥じらうあまり、自分の身体中に砂つけ始めたよ」
「もはや伝統芸みたいだよ、フィリピンではそういうもんなのかな」
「やっと海入ったら、これまでの恥じらいが何だったかと思うほどに抱き合い始めたよ」
「いやそれならさっさと海入れよ」
(性格悪い②)
などと浮かびながら話し、再びビーチベッドに戻っていくのでした。←陸ではすぐ横たわる
プライベートビーチで人のプライベートを眺めていたところ、少しお腹が空いてきたので、私たちの今日の予定の一つであった、
「ビーチベッドでハンバーガーとトロピカルドリンク」
の時間に入ります。(予定にするほどのことではない)
リゾートホテルらしく、こちらのシャングリラはホテル内でのあらゆる会計を部屋につけることができ、お金を持ち歩かずに済むのがとっても便利。
また、ホテルスタッフがビーチをうろうろしているので、ビーチベッドに横たわりながら、そのまま注文、そのままデリバリー、そのまま食事が可能。
なんて素敵なんでしょう。
ちょうどスコールが始まったあたりで、ずぶ濡れのサーバーが登場。
ハンバーガーはお皿にカバーがかけられていたので無事でした。ほっ
大きなハンバーガーを仲良く半分こ。一口食べて感じたのは、
「なんか甘い」
前夜のフィリピン料理ならまだしも、大陸の味までも甘くアレンジしてしまうとは、フィリピン人の、我々に甘くできないものはない、といった国をあげての気概を感じました。
なんか甘いケチャップソースも慣れれば美味しく、パティはしっかり肉肉しかったので、美味しく食べることができました。
そして食事後はお互い言葉を交わすこともなく、自然と入眠。。。
スコールのあとは再び、波が岸に寄せる音、さわやかな風に包まれながら、夢を見るほど二人とも熟睡しました。。。zzzzz
(なんて本能のままに生きているんでしょう)
自然に目が覚めるまで寝た私たちは、再びセブシティへ向かいます!
次回はセブ島旅行完結編、大して疲れていない身体を、さらに癒してまいります!