旅行記③ セブ島2泊3日 ~シャングリラ 魅惑の朝食ビュッフェ~
手に汗握るマンゴー争奪戦から一夜明け、私たちは南国の鳥たちのさえずりとともに目覚めました。
(ウソ、iPhoneのアラーム)
前日のなんとも言えないフィリピン料理、そして友とのマンゴー奪い合いの様子は前回の記事を参照。
komachikokokoko.hatenablog.com
本日の、いや、この旅のメインイベントがこれから始まります。
それは、シャングリラ マクタン リゾート&スパ(長い)が誇る、贅を尽くした朝食ビュッフェです。
とはいえ寝起きでそのまま朝食会場に向かうのはナンセンス。
まずは、数時間後海水でジャバジャバに濡れる顔に入念にメイク。誰も見ねえよ、という声を無視してメイク。
「ベストオブベストの顔で臨むべきが、シャングリラ マクタン リゾート&スパのビュッフェなのだから。」
さらには前日からしっかり予約をしておいた、ホテルの無料アクティビティー<Morning Yoga>に参加。(土曜日7:30~ 45分)
ホテルの敷地内にある小屋にて、朝のそよ風が気持ちよく吹く中ヨガをしました。
先生から教わった中で最もHappyな気持ちになったのは、このHappy Babyポーズ。
http://www.yogabasics.com/asana/joyful-baby/より
こんな格好で左右にゆらゆら・・・
あぁ、これから朝食ビュッフェだなぁ、(ゆらゆら)
朝の一食で今日一日分のごはん食べたら安上がりだなぁ、(ゆらゆら)
友人Sはビュッフェでどれくらい食べるのか楽しみだなぁ、(ゆらゆら)
Yogaによっていろいろ浄化され、身体の内側から、もう朝食ビュッフェを求めてやまないコンディションに。
「身も心もHappy Babyの状態で臨むべきが、シャングリラ マクタン リゾート&スパのビュッフェなのだから。」
さあ、自らを盛り上げに盛り上げて、ついに朝食に向かいます!!!
朝食ビュッフェの会場はMain Wing側のTidesとOcean Wing側のAquaの2か所。
今回の宿泊中はAquaが工事中で外が眺められなくなっていたため、より外の景色が見えて開放的なTidesを選びました。
ヨガ後は8:00過ぎで朝食のピークタイムだったのか、少し列ができていましたが、次々と案内され、そこまで待つことはなくピットイン!
あああああああ写真を撮る余裕がなかったのが今では惜しく感じられるくらい、魅惑の世界が広がっていたんです!!!!!
出来立てオムレツ、出来立てパンケーキ、出来立てワッフル等々欧米系ブレックファーストメニューはさることながら、鮮やかなフルーツジュースの数々、種類豊富でチーズにナッツにトッピングし放題のサラダバー。
朝には重いと思いきや出来立て絶品酢豚もある中華コーナー。
そして、そして、こんなの他のホテルでは見たことがない、完熟マンゴー食べ放題!!!!
前夜のマンゴーの記憶から、もうこれはとんでもなく美味しいと分かっていた私たち。
一口頬張ってみると・・・昨日のよりさらに美味しい!!!!!!!
そんなことがあっていいのかと、昨日の友情を超越した争いは何だったのかと、震える手と心を落ち着かせつつ、どう考えても千疋屋の桐箱に入ったマンゴーより美味しいマンゴーを、私たちは食べ続けました。
これほども美味しいマンゴーを、贅沢にも食べ放題にしてくれる太っ腹シャングリラですが、明らかに大半の客がこのマンゴーを狙う中、マンゴー皿の小ぶりなことよ・・・
リンゴとかバナナとかもうこの際いいんですよシャングリラ姉さん。
そんでそのマンゴーの隣の草とかほんとにいいんですよ。。。
見るからに希少価値の高いマンゴーは、新しい皿が出るたびに10人ほどの列ができ、11人目にはもう2~3個しか残らないという争奪戦。
昨夜の友との闘いとは比にならないバトルに少し戦意喪失する私、、、、、、、、の隣には、闘志を燃やす友人Sがいました。
私たちの座席からマンゴー皿まではざっと7~8メートルの距離。
私はマンゴーに背を向け、友人Sは正面に美しいホテルの中庭、左手にマンゴーというフォーメーションでした。
マンゴー一皿目を食べ終えたあたりから、どうも友人Sの様子がおかしいと思っていた私。
そこには、窓の外に広がる緑、その先の真っ青な空と海、を正面で眺めつつ、10秒に1回、いや、5秒に1回左手のマンゴー方面に目配せする友人Sの姿があったのです。
左手にわずかに見えるマンゴー皿へ、マンゴーが補充されるとすかさずスタンダップ!!!
満面の笑みとともに皿いっぱいのマンゴーを持ち帰り、今日もやってやったぜ、というどこか誇らしげな表情を浮かべる彼女を見て、
運んできたマンゴーがなくなりだすと、再び正面のリゾートを楽しみつつ左手をちらちら見だす彼女を見て、
ああ、なんて食い意地だ
ああ、私の友達は「平成の盗塁王」だったんだ、あの目配せは、普段は真面目に薬を取り扱う患者思いの働きウーマンではなく、今か今かと、虎視眈々とチャンスを狙う盗塁王のそれなのだと、
思い知ったのでした。。。
(実際は、「平成の盗塁王かよっ ぎゃはははは」と爆笑して友を迎え、マンゴーをつついていました。)
<参考> 運び込まれるマンゴーたち
もう無理、もうマンゴー食べられない、もうやめて、もう見たくない(ウソ)
となるまで食べたところで、
入れたはずのマンゴーが若干口からこんにちはしそうになるまで食べたところで、
私たちは初日の朝食ビュッフェを後にしました。
さて、お腹パンパンの私たちを次に待ち受けるのは、信じられないほどきれいなプライベートビーチ、ばっしゃばっしゃ遊びます!