旅行記㉗ ケニア5泊8日新婚旅行 ~ナイロビお土産屋、スーパー、CROWN PLAZA NAIROBI~
成田空港から計22時間の旅、
途中ドーハ空港のQuiet Roomで夫と『計画外今生の別れ』をしそうになりつつも
とうとうアフリカ大陸に初めて足を踏み入れました!
カタール航空でのこれまでの道のりは前回記事参照。
komachikokokoko.hatenablog.com
ナイロビ、JOMO KENYATTA空港に降り立ったのは午後2時過ぎ。
今回はHISで申し込みをしたため、空港を出て現地ガイドOさんと合流しました。
「H.I.S」 の文字がプリントされた黄色いベストを着ていたので、すぐにあの人だ!と分かりました。反対にアジア人カップルもほとんどいなかったので、あちらもあいつらだ!とすぐ分かったはず。
Oさんはこの旅におけるナイロビでのガイド。
マサイマラ国立公園に行く空港まで、そしてマサイマラからナイロビに帰ってきてまたナイロビを発つまで、アテンドしてくれました。
日本に行ったことはないそうですが、日本語がペラペラで驚きました!もちろん英語も、スワヒリ語も話せたので、道中色々とお話をして、スワヒリ語を教えてもらって、すごく素敵な方でした。
ナイロビ到着~マサイマラ国立公園へ出発までのスケジュールはこちら
14:10 ナイロビ、JOMO KENYATTA空港着
→お土産屋、スーパーマーケットへ
CROWN PLAZA NAIROBI泊
翌10:00 ナイロビ、WILSON空港発
11:00 マサイマラ国立公園着
ナイロビ随一の分かりやすいお土産屋UTAMADUNI
まずは空港からお土産屋へ向かいます。
空港の駐車場に止めてあったHIS移動車が
「日本からわざわざ来たミナサ~ン!アフリカ、ケニアへようこそ!
到着して1秒でも早くこれが乗りたかったんだろ?サファリカー(もどき)を用意しました!」
とのツアー企画者の意図むき出し。(うがった見方)
TOYOTAのノンサファリ中古車が普通に走る中、大都会ナイロビを「サファリは既に始まっている」とばかりに私たちのサファリカーは走ります。
※大都会ナイロビとは言ったものの、道に普通にイボイノシシがいたので、サファリは始まっていたのかもしれません。
空港から30分でお土産屋UTAMADUNIに到着。
一軒家のお土産屋で、木々に囲われた敷地内にあります。
様々な国から来たツアー客が必ず立ち寄る、「ザ・お土産屋」。ここなら私たちのサファリカーも浮きません。
安全な敷地内で、分かりやすいお土産(後述)がいろいろ売っています。
入口入ってすぐは、ケニアにいそうな動物の置物たち。アフリカで買った感が非常に分かりやすいです。
もらったら困る具合がちょうど北海道の木彫りの熊と同程度ですね。
ずんずん進んでいくと、小さな部屋ごとにジャンル別のお土産が売っています。
色とりどりのかごバッグ
「Made In Kenya」のタグ付きで分かりやすい。
分かりやすさに惹かれて購入。
2階もあります。
ベランダ部分にはちょっと扱いが分かりにくい置物が並んでいたのでここはスルーです。
一方、キッチン用品としてキリンとゾウのモチーフがかわいい取り分け用スプーンとフォークが。
新婚旅行でアフリカに行った感が強く感じられたので購入。
これがあるだけで、架空のホームパーティーが複数回開催されている雰囲気が家に流れるのでいいですね。
外にあるのはいわゆる民芸品。
欧米人の金持ちが広いリビングに飾るタイプの土産ですね。私たちはというと、リビングのコンセプトとの親和性が低かったので購入は断念しました。
こんな感じで、ケニアのお土産100選をぎゅっと一箇所に集めたような場所です。
道端のお土産屋(あるのかしら?)等に比べると値段が高いはずですが、「さあ土産用に作られた分かりやすい土産だ!どんと買え!」という精神が潔く感じられてむしろ心地いいので、そこそこショッピングを楽しめました。
初めてローカル体験!スーパーマーケットでお買い物
お土産屋の後は、スーパーに寄りたいとリクエスト。
スーパー敷地内に車で入るのにも、警備員のいるゲートを通る必要があり、またスーパー内に入るのにも空港のような手荷物検査と身体検査用ゲートをくぐる必要があります。
今年に入ってナイロビではテロが起きたので、スーパーのような人が集まりやすい場所では警備がより一層厳しいようです。
サファリカーから見た、スーパーの入っているショッピングモール
(警備が厳しいので写真はあまりとらないようにとのこと)
スーパーには欧米系の商品が多いと思いきや、ケニアオリジナルなのか、見たことのない商品がたくさん売っていました!
あくまでパッケージの色であってほしいと切に願いたくなるジュース
致死量のマーガリン(よく見ると10KGと書いてあって震える)
不安になってくるスナック
楽しんで見て回りつつ、まずは日本へ持ち帰るお土産として買ったのが
Kenya Nut Comapany HPより
Out of Africaのマカダミアナッツとカシューナッツ
ベーシックな『Dry Roasted and Salted』ももちろん美味しいのですが、『Honey Coated』がめちゃくちゃ美味しい!はちみつコーティングによって外側はパリパリ、やさしい甘さとほんの少しの塩気が絶妙なバランスです。
実はこのOut of Africaというブランドを持つ〈Kenya Nut Comapany〉は、日本人が創業者とのこと!アフリカに産業を!と会社を立ち上げ、今ではケニア一の食品企業になっているそうです。
その他ケニアティーやマサイマラのロッジで食べる用ポテチを買いました。
後日プールサイドでぽりぽり
マサイマラに行くと、当たり前ですがスーパーもコンビニもないので、向こうで食べるおやつはナイロビでの調達を!
ナイロビ散策はこれくらいにして、ホテルへ向かいます。
なんせこの時点で日本のお家を出てからほぼ30時間くらい経っているんだもの!
CROWN PLAZA NAIROBIで一泊
CROWN PLAZA NAIROBI HPより
CROWN PLAZA NAIROBIは、ナイロビの中心部からは少しだけ離れたところにあります。明日マサイマラまで向かうための国内線はホテルから車で15分のウィルソン空港発。国内線への乗り継ぎにはとても便利な立地です。
ロビーに辿り着くまでにはもちろん警備員付きのゲート。車体の下までくまなくチェックしていました。
ロビー前にはこれまた手荷物検査と身体検査ゲートです。
施設紹介
お部屋はツインタイプ。窓の外にはホテル隣の廃墟(えっ)が見えます。
意外にもバスタブ付き!ただし海外のホテルによくある、かなり浅め仕様なので、上半身も温まりたい場合は水死体ばりに平たく浸かる必要があります。
シャワールームは別
このホテルにはプールがあるとのことで、まだ暗くないうちにと、お部屋で一息つくこともなく向かいます。
稼働率0%
プールは思ったより小学校のプール!隣には部屋から見えた廃墟(えっ)が再び登場。
※このホテルはそびえたつホテル群の中にあるわけでなく、人里離れたところにぽつんとあるのです。
この時期のケニアは昼間は25~30度ほどになりますが、朝夕は15度くらい。
この時も既に20度は優に下回る気温でしたが、せっかくプールがあるのだからと、端に行くとえげつない深さになるプールで寒中水泳(体感)を楽しみました。
微妙な夕食とふいに豪華な朝食
ナイロビSTAY中の食事は、ホテルのレストランでいただきます。
<夕食>
夕食時のレストランはなぜだかものすごく閑散としていて、ビュッフェの種類はまああるにはあったのですが、何を食べても何味かよく分からないお味。
ナイロビでこのレベル、まさかこの旅の食事はずっとこんなもんなのか・・・と不安になったところでしたが、翌朝にその不安はかき消されました。
<朝食>
「えったわし?」
「前夜どこに隠し持っていたんだ」と、運営側に不信感を抱くほど食材豊富!温かいメニューも分かりやすい味で、かつ美味しく、安心しました。
食事を楽しんだところで、私たちは朝10時のフライト目指し、ウィルソン空港へ向かいます。
次回、いよいよ念願のマサイマラへ!