飽きずに懲りずに週末海外 新橋OLのはなし

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旅行記㉘ ケニア5泊8日新婚旅行 ~小型飛行機で行くマサイマラ国立公園、初めてのヌー~

ケニアに降り立ってナイロビに一泊、そして今日はいよいよマサイマラ国立公園へ向かいます。

ナイロビでのお土産Shopping等の様子は前回記事を参照。

komachikokokoko.hatenablog.com

 

空路で向かうマサイマラ国立公園 

ナイロビからマサイマラ国立公園までは、陸路と空路のチョイスがあり、陸路では約4時間、空路では45分です。

マサイマラ国立公園までの道のりに興味のない私たちは、国内線が飛ぶウィルソン空港から向かいます。

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ウィルソン空港はこじんまりとした空港。Safarilinkという航空会社で、マサイマラ国立公園の他、キリマンジャロザンジバルなど、各地に行くことができます。

 

このSafarilinkを利用する上での鉄則

・荷物は手荷物含めて一人15KGまで

・預け荷物はハードスーツケースNG、必ず布製のソフトタイプ

ということで、私たちは日本からバックパック(夫)、布製キャリーケース(私)でやって来ていました。

ナイロビで変な置物でも買うと15KGを超える危険もあるので、変な置物を買いたい場合はナイロビに帰ってきてから買いましょう。


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荷物を預け、チェックインをするとこんな札を渡されます。この札のカラーを呼ばれたら、自分たちが乗る便ということです。

ガイドOさんは正しい飛行機に私たちが乗り込むまで一緒に待っていてくれたので、楽しく雑談。(Oさんが昔日本のテレビで特集を組まれたことがあり、それを一緒に視聴!)

 

楽しい雑談の中でも、私にはどうしても気がかりなことが・・・

 


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「えっあれ乗るの?」

 

空港待合室に着いた時から、窓の外に見える飛行場の、ものすごく頼りない小さな飛行機が見えていました。

飛行場内を移動するその姿は、機体後方に車輪が付いていないため、後ろだけボヨンボヨンとバウンスしていて、妙にコミカル

私はただでさえ、空の上を飛ぶというコンセプトが嫌いで、いつも大好きな旅行のためいやいや飛行機に乗っているのに、

ただでさえビビりなのに、

あんなボヨンボヨンしたコミカル飛行機に乗るなんて・・・ひぇぇぇぇ

 

いよいよ私たちの便が呼ばれました。

生唾飲みつつ、スタッフに先導され、飛行場を歩きます。


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「はっ!デカい、デカいぞ!!!」


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「これはかなりの大物だぞ!!!」


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「安心の2列構造~!!!!」

 

と、いうことで行きの飛行機、この飛行場内でおそらく最も大きい機体で一安心。

普通の飛行機さながらCAも一人いて、コックピットとも仕切られていて、揺れもほとんどなし。

もちろん座席に画面はついていないので、日本からダウンロードしてきたAmazon Prime Videoを鑑賞。 

 

実はこの便、マサイマラ国立公園内の何種類かある飛行場に降り立つ「乗合式」

便ごとに、その便で最も降りる乗客が多い飛行場から停まっていくとのことで、ラッキーなことに私たちが降り立ったOLKIOMBO AIRSTRIPはこの便のFirst Stopでした。

 

マサイマラ国立公園到着

45分のフライトはあっという間に感じ、気が付けばOLKIOMBO AIRSTRIPに到着。

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なんもな!!!


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向こうの方に各ホテルからピックアップに来たサファリカー、そして各ホテルから帰りの便に乗るためやってきた観光客たちがいます。

 

自分たちの荷物を受け取って、無事ホテルのスタッフ(この方が5日間ずっと私たちのドライバー兼ガイドでした)と落ち合いました。

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乗ってきた飛行機(プロペラ機)

 

サファリは既に始まっている  念願のヌーに遭遇

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ガイドのエドワードに連れられ、ついに本物のサファリカーに乗り込みます!(ナイロビで乗ったHISサファリカーは、本物のサファリカーの隣に並べば普通の車に見えたかもしれない)

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別アングル

窓はなく、運転席の後ろは6人まで乗れます。

 

ホテルまでの道のりは1時間ほど。

既にマサイマラ国立公園内に入っているので、この時から既にサファリツアーは始まっていました!
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穴ぼこだらけの道も新鮮!前触れなく身体が45度くらい傾く道のりには驚きました。

 

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サバンナは基本的にこんな見た目。この草のある地域へと、ヌーをはじめとする草食動物たちは移動してきます。そしてそれら草食動物たちを追うように、肉食動物たちも移動するのです。

 

何もいない草原を進んでいくと、ふと「あ~サファリカー結構いるんだなぁ」と黒い塊がぽつぽつ見えてきました。

近づいていくと、

「あっあれはもしや!」
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ヌー!!!(英:Wildbeast)


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そこらじゅうにヌー!


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たまにシマウマもいるけど基本ヌー!

このヌーたちの川渡りを見ることケニアにやってきた目的である私たちは、目の前に広がるヌー群に大興奮です!

 

その他にも、マサイマラで最初は見分けがつかない動物TOP3
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一番小さなガゼル


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ガゼルより大きいインパラ


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足の付け根が青あざのようになっているトピ

(Blue Jeans & Yellow Socksとエドワードには説明されました)

 

そして、
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キリンにも会えました!!!

 

マサイキリンという種類らしく、こんな柄です。
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不覚にもマサイキリンのオス部分をズームで捉えました。「ほう、なるほど。」って感じですね。

 

思ったより早かったヌーの背景化

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初めてのサファリドライブ開始から30分ほど経ったくらいからでしょうか。

「ヌー多すぎじゃない?」

「私たち来たのヌー園?」

とのコメントがにわかに車内で(私たちしかいない)出始めました。

 

ええ、これが俗に言う『ヌーの背景化』ですね。

事実この時期のマサイマラ には150万頭ものヌーがいるそうです。

かの有名な渋谷のスクランブル交差点では、一回の信号で3千人が横断するらしい、つまりここにいるヌーの数は、スクランブル交差点500横断分の人と同じということ。(何が言いたいのか)

 

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眼前に広がるヌー畑をぼーっと眺めます。

ここで小さな川をサファリカーで渡っていたのですが、

 

突然
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ドドドドドドドドドドドド

 

一頭のヌーが走り出したのを皮切りに皆で走り出しました。

【ヌーの川渡り 〜序章〜】という感じで同じ川を渡っていた私たちは大興奮!

勝手に背景化させてんじゃねえぞ!というヌーのプライドが垣間見えました。

 

ただこの時の私たちは、マラ川を決死の覚悟で渡るヌーたちの、まさに生と死の狭間の川渡りの迫力をまだ知りません。

 

ホテルまでの道すがらサファリツアーはあっという間

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私たちが5日間滞在するホテル、Ashnil Mara Campに到着しました。

こちらでの滞在は、それそのものが最高の体験でしたので、次回詳しく紹介します!