飽きずに懲りずに週末海外 新橋OLのはなし

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旅行記㊲ ケニア5泊8日新婚旅行 ~マサイマラ国立公園から日本までぶっ通し帰国の途~

マサイマラ国立公園滞在も5日目。今日はとうとう帰国の日です。

 

3~4日目のゲームドライブの様子は前回記事を参照。

komachikokokoko.hatenablog.com

 

行きはドーハ空港でトランジット、ケニアに着いてからはナイロビに一泊したのち国内線でマサイマラまでやってきた私たちですが、帰りはナイロビからすぐドーハ空港へ、そしてそのまま東京へ帰る飛びっぱなしプランです。

~Ashnil Mara Campからマサイマラ国立公園国内線発着場、そこからナイロビ空港へ移動~

17:20 ナイロビ空港発(6時間フライト)

23:25 ドーハ空港着(3時間乗り継ぎ)

 

翌02:10 ドーハ空港発(10時間半フライト)

18:40 成田空港着

 

 

Ashnil Mara Camp出発 図らずもゲームドライブ

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5日間滞在したAshnil Mara Camp、最終日はゆっくりと朝食を楽しんだのち、5日間お世話になったドライバーエドワードの運転で、国内線発着場まで向かいます。

 

この日は単なる移動で終わると思いきや、普段のゲームドライブと変わらないくらいしっかり動物を見させてくれました!

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ハイエナに

 

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バッファロー

 

もはや写真には収めていませんが(笑)、今や見慣れたヌーの大群も明日からは見られなくなると思うと名残惜しい・・・。

 

そして最後の最後に、ずっと近くで見たかった動物に出会うことができました!

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ゾウのファミリー!!!

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可愛い子どももいました!

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サファリカーで川を渡ったところでいきなり出くわしたため大興奮!本当に嬉しかったです!

 

その後

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キリンやイボイノシシ(よく見るとおしっこ中)にも別れを告げて、最後のサファリを大満足のうちに終えました。

 

ここにきて最大の難関

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行きと同様、マサイマラ国立公園の国内線発着場OLKIOMBO AIRSTRIPに到着。(相変わらず何もない)

 

ナイロビの国内線空港であるウィルソン空港まで戻る飛行機を待ちます。

実はこの時、私は極度の緊張状態にありました。

行きは運よく2シート×2列のしっかりとした飛行機で来ることができたものの、ウィルソン空港で見たほとんどの飛行機はおもちゃの飛行機のような、小さくて頼りないものばかり。

 

<参考①>行きのしっかり飛行機

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<参考②>空港で見たおもちゃ飛行機 

※車輪が少ないため発着場では後ろがボヨンボヨン振動してる

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私は高所恐怖症かつビビりで、一番好きなことは安定した大地にいることです。普通の飛行機も乗るのは好きではありません。

これからやってくる飛行機がどちらのタイプなのか、それはそれは固唾をのんで待っていました・・・。

 

そしてドライバーエドワードに「これだぞー」と言われて到着したのは、

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お゛も゛ぢゃ飛行機だっだ~~~~~~~~(血反吐)

この先頭の申し訳程度のプロペラを見てください。

こんなんで飛べるんでしょうか?

動力は何なんですか?

お願いだから地上5メートルをMAXに飛行してくれませんか?

太った人を偏った位置に乗せるのはやめてくれませんか?

(ヤバいクレーマーになったつもりで)

 

この後のことですか?正直はっきりと覚えていません。

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白目を剥きながら乗り込むと中は一人用シートと二人用シートの間にわずかな隙間があるつくり。(白目)

 

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コックピットはすぐそこにあって操縦の様子を間近で見ることができます。(見たくない)

 

席につくと、事前にスマホにダウンロードしていたPodcast(ラジオ番組等を聞ける)で好きな番組を聞き、瞼をがっちりと閉じ、完全に無の境地に入りました。

※記念撮影をせがむ夫を完全無視しながら

離陸してからはやっぱり揺れる揺れる(血反吐&白目)

やっぱりこんなおもちゃが空を飛ぶのは無理だったんだと思いながら、必死に無の境地に戻ろうと頑張りました。

結果離陸前に飲んでおいた酔い止めによって頭がふわ~っとしてきたので(合法トランス状態)、気が付けばウィルソン空港に到着していました・・・。

 

なぜかナイロビで謎肉祭り

決死の思いでウィルソン空港に到着。

空港では、行きにもお世話になったHISのガイドOさんが待っていてくれました。

 

そしてこの後はナイロビ空港までの道すがら、昼食のためレストランへ。

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「CARNIVORE(肉食)」という分かりやすい店名です。(菜食主義者発狂もの)

 

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お店の中央でありとあらゆる肉を焼いていて、店内は観光客でいっぱいでした。

 

あらかじめコースが決まっているので、後は好きな飲み物やお肉を頼むだけ。
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パンとスープに(普通に美味しい)


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お肉に合わせるソース


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サラダやサルサ等も運ばれてきました!思っていたより豪華です。


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そして後はシュラスコスタイルで、店員が次々と持ってくる色々なお肉を、食べたいものを好きな量だけいただきます。

それぞれのお肉に合ったおすすめソースを教えてもらえるので、味を変えつつ楽しむことができました!

スペアリブやチキンのドラムスティック等、馴染みのあるお肉はおすすめソースも相まって普通に美味しい!

 

ゲテモノ枠でワニやダチョウなどがありましたが私はスルー。

夫は好奇心で牛のGOLDEN BALLを試していました。

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GOLDEN BALLはなぜかハート型。まずかったらしく、ちょっと気持ち悪くなっていました笑

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選べるデザートではパッションフルーツチーズケーキを。

 

店内も綺麗で、食事も思ったより美味しくて、 店員のサービスもとてもよかったです。食事中流れている陽気な音楽とともに、ナイロビで最後の楽しい時間を過ごせました!

 

そして私たちはナイロビ空港でガイドOさんに別れを告げ、ナイロビ→ドーハ、ドーハ→成田と空の旅を経て、新婚旅行を終えたのでした。

 

新婚旅行を振り返って

「今まで見たことのない景色を見たい!」と、 夫婦ですんなり意見が一致して決まったケニアへのハネムーン。

長期休暇だからこそ可能な、相当な移動時間を要する旅先でしたが、まさにこれまでの人生で見たことのない景色を見ることができました。

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短絡的で幼稚に聞こえる感想ですが、建物も何も人工物のない大草原で、動物たちがただただ日々を生きている姿を目の当たりにして、「あぁ地球ってこういう場所なんだな」と感じたのです。

 

そして動物たちの生と死のサイクルを垣間見て、私という一人の人間が、今生きているというシンプルな事実を強く感じました。

 

私たち夫婦が共通して思ったのは、この美しい景色を、将来子どもにも見せてあげたい、ということ。

のんびり旅行記を書いていたら、あっという間にケニアへの旅から一年がたってしまいましたが、気づけばこの景色を将来見せてあげたい子どもが一週間後には生まれることとなりました。

夫婦になって間もなかったお父さんとお母さんが、一緒に心打たれた旅の記録を、ここに残します。

 

 

 

 

旅行記㊱ ケニア5泊8日新婚旅行 ~マサイマラ国立公園滞在3~4日目 ゲームドライブ総まとめ~

マサイ村訪問というメインイベントが午前中にあった3日目、そしてマサイマラ国立公園での丸一日滞在はいよいよラストとなった4日目、それぞれのゲームドライブで出会えた動物たちを、今回は一挙にご紹介します!

 

嬉し恥ずかしマサイ村訪問の様子は前回記事を参照。

komachikokokoko.hatenablog.com

 

3日目夕方ゲームドライブ 

夕方16時から始まったゲームドライブ、この日の一番の目玉はこちらでした!

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サファリでの遭遇率はレアなチーター!

派手な模様と思いきや、草むらに紛れると意外と見つけにくいんです。4頭の家族らしきチーターが狩ったばかりであろう動物をむしゃむしゃ食べています。

 

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興味深かったのは、みんなで肉にがっついている間も、常に少なくとも1頭はちょこちょこ頭を上げて周りを警戒していたこと。ライオン等他の肉食動物に横取りされないよう気にしているんでしょう。

 

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ドライバーエドワード曰く、チーターはフレッシュミート(狩りたての肉)しか食べない」そう。

ハンティングシーンが見られなかったのは残念ですが、滞在中まだ出会えていなかったレア動物のお食事シーンは非常に貴重な瞬間でした!

 

ちなみにチーターが食事をするすぐ近くの木には

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ハゲタカたち。自分で狩りをすることなく、残飯を狙う彼らの存在も、このサバンナを綺麗に保つには必要なんですね。まさにサークルオブライフ。

 

ちなみにこうも日々サークルオブライフを目の当たりにしていると、サバンナだったらどの動物になりたいかの論議が車内で起こりがちです。

赤ちゃん時代を乗り越えれば絶対に食われないライオン、と答えたいところですが、ライオンの寿命は10年ほどと意外と短く、寿命が長くてサイズ的に強そうなゾウあたりに落ち着いたのが私です。(誰も聞いていない)

 

 

4日目早朝ゲームドライブ

4日目の朝はこんな朝日を拝みました。

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朝日のまわりにちょこちょこ見えるのは、気球。

こちらはマサイ村訪問同様オプショナルツアーの一つで、ドライバーエドワードにも初日に何度かおすすめされたのですが、「高いところが怖いのでイヤじゃ」という理由で何度かお断りしました。あと値段が数万円と結構高かったです。それに比べてマサイ村訪問のリーズナブルなことよ・・・。(マサイ族に20$手渡すだけ)

 

ここで出会ったのは

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お馴染みのライオン。気球にはきっと慣れているのかもしれないけれど、一体何だと思っているんだろうか?

 

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なお、ライオンの顔にはえげつない量のハエがとまっていることが分かりました。

 

 

4日目夕方ゲームドライブ

さあ明日はいよいよ帰国の日。最後の夕方ゲームドライブになります。

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まずは眠そうなライオン。

 

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おっこれは!

 

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歯磨きしにくそう!

 

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ネコちゃんみたいな可愛いあくびショットを撮ることができました。

 

そして再びマラ川にやってきた私たち。

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大きな大きなクロコダイルが待ち構える中、

滞在中2度目のヌーの川渡りシーンに遭遇することができました!

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初めてヌーの川渡りを見た1日目 はヌーたちが崖を下る場面を至近距離で見ましたが、今回は川を渡る様子、後ろ脚を滑らせながらも崖を必死に上る様子をよりしっかりと見ることができました!

 

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私たちが見たこのヌーたちは、一頭も溺れることなく川を渡り切っていたので一安心。見ている間中、「がんばれ!がんばれ!」と応援していました。

 

帰り道には

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可愛いおさる親子や

 

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飼い猫並み警戒心チーターに遭遇。

 

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こうして私たちの最後の夕方ゲームドライブは、大満足のうちに幕を閉じました。

 

 

3~4日目お食事まとめ

もちろん3~4日目も、ゲームドライブ以外の時間は、もはや家のように感じられてきたAshinil Mara Campにて、食っちゃ寝食っちゃ寝していました。

 

3日目ディナー

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今日も今日とてカレー(この日はチキン)とこねたてプラタが美味しい~!


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デザートはパンプディングがドドーン

 

4日目ブレックファスト
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またまた具沢山オムレツとフレンチトーストでお腹いっぱい!フレンチトーストのトッピングにマカダミアナッツがあるのが嬉しい・・・!

 

4日目ランチ
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この日のメインはスペアリブ!さっぱりソースが美味しかったです!


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ランチのデザートも豪華。鳥の装飾、これ要りますか・・・?

 

4日目ディナー
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飽きることなくカレーが美味しい・・・!サラダもフレッシュです。


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また鳥の装飾があるけれど、これはさすがに昼と夜で使いまわしているみたい。あれを食べようとする猛者はいないようです。

 

 

と、マサイマラ国立公園、Ashinil Mara Campでの楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。

明日はいよいよ帰国の日!最終日にして最大の恐怖体験が私を待っていました・・・!

 

旅行記㉟ ケニア5泊8日新婚旅行 ~マサイマラ国立公園滞在3日目 マサイ村改め「劇団マサイ」との出会い~

早朝ゲームドライブと、大草原での人生最高の朝食を楽しんだ後は、いよいよオプショナルツアーへ。

 

同日午前中の様子は前回記事を参照。

komachikokokoko.hatenablog.com

 

さて、マサイマラ国立公園に滞在する私たちが、オプショナルツアーとして選んだのは、「マサイ村訪問」です。

マサイ村は、世界で最も有名な民族の一つと言ってもいいマサイ族が住む村のこと。マサイ族は主にケニア南部からタンザニア北部に暮らしており、今回訪れたのはマサイマラ国立公園を少し出たところにある、一つの村です。

 

 

嬉し恥ずかし入村の儀

オプショナルツアー料金は一人20$。ツアー料金はドライバー(ホテル側)に払うかと思いきや、マサイ村の入口で直接マサイ族に払うスタイルです。

(マサイ村までのドライブは通常のゲームドライブより時間がかかりましたが、その代金はプラスでかからないことに驚き!)

 

この後色々とメインで説明をしてくれるマサイ族青年と、初めましての挨拶もそこそこにいきなりUSドル紙幣でのやりとりを淡々とした後、入村の儀(勝手に命名)が始まりました!

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女性たちが村の外に出てきて、どこかクセになるメロディーの歌を歌ってくれます。

ちなみに以降めくるめく繰り広げられるパフォーマンス(by劇団マサイ)は、すべて私と夫二人だけを観客にしています。もう逃げ場はありません。(自分から来たくせに) 

 

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そしていつの間にか私たちも隊列に加わり、例のどこかクセになるメロディーを口ずさみながら入村。

恥ずかしがっている暇などありません。隊列に加わるまで、入村ソングを口ずさむまで、すべての視線が、全マサイアイズ(眼)がこちらに向けられますので、期待に応えましょう。

 

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村に入るとどこからともなく男性たちが登場。入村ソングのメロディーも少し変わりました。(こちらはそれほどクセにならない) 

 

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井戸端会議スタイルになったかと思うと

 

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突然のジャンプ!ジャンプがいかに突然だったか、見切れまくる写真が物語っていますね。

 

そして、マサイ族がジャンプしたということは、そう、

観客の私たちも一緒にジャンプ

のコーナーです。

入口での入村金支払い以降、未だ一言もマサイ族と言語コミュニケーションを果たせていない私たちですが、もうこの頃には阿吽の呼吸でマサイ族と意思疎通ができ、「劇団マサイ」の一員になっていることが分かります。

 

ただ一緒にジャンプしてみると、マサイ族が軽々とやってみせていた垂直ジャンプがいかに高いか、そして疲れるかを実感!

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 写真は夫(いつのまにか族長風首飾り装着)がジャンプする姿です。

 

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「劇団マサイ」とか言っている私ですが、息も上がることなくジャンプし続けるマサイ族、純粋にすげえ~!かっこいい~!と思いました。

 

演出に改善の余地あり、火起こし

入村の儀にて手厚い歓迎を受けた後、何やら男性たちが引っ張り出してきました。

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そう、火起こしグッズ!

かつてない突然の火起こしに戸惑う私たちでしたが、英語の堪能な説明役の青年が、マサイ族の火起こしについて説明をしてくれました。

 

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仲間が意外と手こずっているのでにやけるお兄さん。

 

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始まりは突然であったものの、ほんの数分で火起こし完了となり思わずおお~!手慣れた手つきでササっと披露してくれました。

 

「劇団マサイ」束の間の休憩

と、ここまで入村の儀から突然の火起こしまで、まさに劇団さながらのプログラム構成が繰り広げられたわけですが、ここでようやく小休憩。

説明役の青年が、普通に村の暮らしを紹介してくれました。

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案内してくれたのは、村のおうちの一つ。

家畜である牛の糞や泥で塗り固められており、乾燥した壁は硬くて頑丈そうです。


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こちらは炊事をするところ、このおうちの奥さんが迎えてくれました。炎の明かり以外は明かりがなく、昼間でもおうちの中は真っ暗でひんやりとしています。

「さあ、そこに座って」と言われても暗くてお尻の落ち着けどころが分からず、ヘラヘラ笑いながらお尻の着地点を模索する私でした。

この間青年はマサイ族の暮らしについて色々説明してくれて、「質問はない?」等も聞いてくれるので、「劇団マサイ」からは一時離れ、普通に会話を楽しむことができました。(もちろん「劇団マサイ」の間も非言語コミュニケーションを十分楽しんでいますよ!)

 

「劇団マサイ」本領発揮のメインイベント

青年からの説明が一通り終わり、村の入口から反対側にあった出口を出ます。

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たくさんの家畜を眺めていると、その右手には・・・


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あらっ!こんなところに偶然お土産マーケットが! 

そう、ここからが「劇団マサイ」が本領を発揮するメインイベント、「空前の草原マーケット 副題:何も買わないとは言わせない」の始まりです。

 

説明役の青年ににこやかに促され、端から順に見て回りましょう。

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入村の儀で一緒に歌い踊った女性たちが、一部神妙な面持ちでにこやかにマサイ族特有のビーズアクセサリー等を売っています。

 

一通り草原マーケットを一巡すると、青年に「ぜひもう一周してみては?」と提案され、相当な一周好きだなと思いつつももう一周。

結局、入村の儀でひときわ声が通っていて笑顔が可愛かった女の子の前で立ち止まりました。

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入村の儀で絆を深め合った(?)ところから一転、価格交渉という緊迫した状況ともなりましたが、この時買ったビーズアクセサリーは、マサイ村に来たいい思い出に。

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夏になると夫婦で着けてお出かけしています。

 

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 羽織り時が一向に分からない布等、要らないものはしっかり断りましょうね。(その他族長用首飾りなど)

 

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こうして別れを告げて、マサイ村訪問は幕を閉じました。

 

オプショナルツアーで訪れたマサイ村は、もちろん観光客を相手としてビジネスを行うマサイ族の村です。(その辺の村にいきなり行く方がおかしい)

それでも日本では会えない人たちと会って、話をして、また私たち二人のために色々なパフォーマンスをしてくれたのは良い体験・思い出になりました。

 

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さて、マサイ村訪問を楽しんだ後は、一度Ashnil Mara Campに帰って一休み。夕方のゲームドライブがまだ待っています! 

旅行記㉞ ケニア5泊8日新婚旅行 ~マサイマラ国立公園滞在3日目 早朝ゲームドライブとサバンナでのピクニック朝食~

マサイマラ国立公園滞在3日目、このサファリもついに折り返し地点です!

 

前日の激レア動物オンパレードだった夕方サファリの様子は前回記事参照。

komachikokokoko.hatenablog.com

 

いざ再びの早朝ゲームドライブ 

サバンナイチ着込む女

おはようございまーす(小声)

昨日同様、自然と4時頃お目覚め。いや~今朝も寒い寒い。

昨日の初めての早朝ドライブで、爆走するサファリカーに乗って朝の冷たい風を全身で受けたため、今日は気合を入れて装備

上半身は、

Tシャツ着て、長袖シャツを2枚着て、パーカーを着て、ウルトラライトダウン(5枚重ね)=「持ってきた服ほぼすべて」ともいう

下半身は、

ジーンズ着て、その上にジャージ(2枚重ね)

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ベイマックスっぽい 着ぶくれ感がポイントのコーディネートで出発です!

 

出会えた動物たち

この日の早朝ドライブは、ゲームドライブ後そのままオプショナルツアーに行くため貸し切りに。

まずはいまや「会いに行けるアイドル」ばりに身近となった百獣の王に朝の挨拶

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そして実は初めてお目にかかったのが、

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ダチョウ!

ダチョウって、動物園とかでよく見はするけれど、いまいちどこに生息しているのか知りませんでした、アフリカにいるんですね・・・。

 

川の近くを通るとたくさんのカバがプカプカ

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カバをより近くで見たそうにしていたら、「サファリカーを降りて見ていいよ! 」と、ドライバーエドワード。

肉食動物がいそうな場所でもなかったので、初めてサバンナの地にこの足で立ちました・・・!

 

サファリカーに戻ってドライブを続けます。

すると、次第に明るむ空とともに美しい動物の姿が・・・

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ちょっと土が盛り上がったところに寄り添って佇む様子は、文字通り王座に鎮座しているかのよう。朝日に照らされた、威厳溢れる姿を拝むことができました。

(この後一度王座を離れて今再びの20秒営みに励んでいましたけれども→昨日の営みはこちら

 

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ようやく遠目でもヌー群との見分けがつくようになったバッファロー群を横目に、ドライバーエドワードは「草食動物ほのぼのエリア」を探しに向かいます・・・。

 

人生最高の朝食

「草食動物ほのぼのエリア」:シマウマやインパラ等、草食動物がいるだけのエリア。木々や背の高い茂みがなく、周りが360度見渡せるため、突然肉食動物が遠くから猛突進してきたとしても気づける

そんなエリアに辿り着いたところで、今再びサファリカーを降ります!

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この日初めてサファリカーから降りたのは川のほとりでしたが、今回は草原のど真ん中!まさに動物たちが走り回っているところであり、より一層感動します・・・!

 

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この草原に、インスタ女子が群がる可愛い布を敷いて、朝食です!!!

実は早朝ゲームドライブ後に向かうオプショナルツアー先が国立公園の端の方であるため、ロッジに戻って朝食をとるのではなく、この日はピクニックをすることにしたのでした。

 

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滞在先のAshnil Mara Campの人が詰めてくれた朝食はボリューム満点!

ペイストリー等のパンが2~3個にベーコンもりっと、ソーセージも3本くらい。ゆで卵2個にリンゴ、フルーツジュース、ポテチまで!

炭水化物とタンパク質をとれ!オラ!というメッセージ性が感じられます。

出来立てアツアツではなかったはずなのに、もんっっっっのすごく美味しく感じました!

外でのごはんは大抵美味しく感じるものですが、朝日が昇って暖かくなってきた頃に、大草原の真ん中で食べる朝食は、人生で一番美味しい朝食だったかもしれません。

 

 

最高の朝食で大満足の私たちを乗せたサファリカーは、いよいよオプショナルツアーへ。

辿り着いたのはただの村ではなく、ちょっとした小劇団であることを、この時の私たちはまだ知りません・・・。




 

 

旅行記㉝ ケニア5泊8日新婚旅行 ~マサイマラ国立公園滞在2日目 夕方ゲームドライブで激レア動物に遭遇~

マサイマラ国立公園滞在2日目、夕方のゲームドライブの始まりです!

 

同日の早朝ゲームドライブの様子は前回記事参照。

komachikokokoko.hatenablog.com

 

 

 

仕込みでもあるのかと疑う夕方ゲームドライブ

初日同様夕方のゲームドライブは16時に駐車場集合。ドライバーエドワードと落ち合うと、今回~初めての混乗ドライブとのことです。

私たちと同じサファリカーに乗ることになったのはイギリス人家族4人、この4人とは以後ほとんどのゲームドライブを共にしました!

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ドライバーシートを除いて、6人乗りのサファリカーは満員。

「どこから来たの?」「どんな動物を見た?」

「私たちハネムーンで日本から来たのよ~えげつないほど遠かったわ~」なんて会話をしながら出発です。

 

 

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インパラの群れ等、草食動物を眺めながら道を進んでいきます。

 

さて、ここから怒涛のレア動物祭りです!(とはいえ出くわすまでにそれぞれ20~30分草原を疾走

レア動物①

何もない草原の中、ふとエドワードが指差します。その先には・・・

 

 

 

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チーター?

 

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えっチーターか?

 

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いや、これは、ねこです!!! 

金持ちが飼っていそうなねこです隊長!

ねこを前に、「これはレアだぞ」と言うエドワード。何でもサーバルキャット」というらしく、小さくすばしっこい、かつ草原に馴染んで見つけにくいため出会えるのは稀だそう。

 

帰国後調べてみると、日本でも飼おうと思えばブリーダー経由で飼えるそうですが、あるサイトでは128万円で販売されていました。さらに危険動物免許と特別な飼育設備が必要とのこと。

元来アフリカの大地でのびのびやってる身ですから、タワマンなんかには住みたくないでしょうね・・・。

 

レア動物②

お次はいかにも肉食動物が隠れていそうな、茂みが点々とするエリアに。

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ちなみに、何度かゲームドライブを経験していくと、己の内なる本能が呼び覚まされるのか、こういうエリアに入ると、どこか警戒心が高まるんです。

気のせいかあたりは静まりかえっており、草食動物もまばらで、ピリピリした空気が流れています。

 

すると突然イギリス人息子が指差し「Look!」

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おおっと警戒心ゼロのライオンです。

 

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その近くにはライオンカップルも。

 

もちろんライオンも普通に考えたら出会えただけでとっても嬉しいのですが、振り返れば初日のゲームドライブから、毎回必ず遭遇している動物

見つけたその瞬間は興奮するんだけどなあ・・・なんて思っていると

 

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えっ
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あらまっ
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あらやだ奥さん
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という一連の営み(計20秒)が眼前で繰り広げられました。写真で伝わりますでしょうか、本当に目と鼻の先で。

息子2人を前に苦笑するイギリス人夫婦。

ただどことなく居心地悪かったのは彼らだけではありません。

 

何気なくドライバーエドワードが

「彼らハネムーン中だね」なんて言うもんだから、

先程「ハネムーンなんです〜」とのんきに自己紹介していた我々もなんとなく

「いやっ私たちはっ、このライオンカップルとは何ら関係ないわけでありますからっ」

と口走りたくなる雰囲気。

 

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貴重な瞬間を目の当たりにしました。

 

レア動物③

さて、私たちはだだっ広い草原をまた走り始めます。

 

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向こうのほうにポツンと佇む一頭の動物

 

思わず声を上げそうになるサファリカー内に

「静かにっ」

エドワード

 

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クロサイです!!!

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エドワードは数ヶ月ぶりに見たと言っていました。

それもそのはず、クロサイエドワード曰く広大なマサイマラ国立公園(大阪府くらい)に35頭ほどしかいないとのこと。

 

クロサイ絶滅危惧種。漢方などのため、今でもサイの角目当ての密猟が行われている結果です。

エドワードも、「サイの角は人間の爪と同じタンパク質で、何の効能もない」と言っていました。

高く売れるから密猟が続くんでしょう。購入者には是非「てめえの爪でもしゃぶってろ」と言いたいですね。

 

今回出会ったクロサイやその家族が、伸び伸びと暮らしていけるよう願っています。

 

帰り道

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おめめが可愛いハイエナ

 

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サバンナに沈む夕日

 

これまでのゲームドライブで出会わなかった動物、場面に遭遇できた大満足のゲームドライブでした。

 

キャンプに帰って

キャンプに帰った頃には辺りはもう真っ暗。

 

初日の夜に図らずも参加することになったCultural Talkに、今夜は堂々と参加です。

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この日のテーマは、BIG5(サバンナで人気の5大動物)でした。

BIG5のうち、私たちがまだ見ていないのはヒョウとゾウ。明日以降のゲームドライブに期待です!

 

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ディナーを楽しんで、夜9時にはまた眠りにつきました。

本当に、つくづくストレスフリーな旅だと実感します。

 

さて、マサイマラ国立公園滞在は後半戦3日目に突入。

明日はマサイマラに来たのならぜひ行ってみたかったところへ向かいます・・・!

 

 

旅行記㉜ ケニア5泊8日新婚旅行 ~マサイマラ国立公園滞在2日目 早朝ゲームドライブと止まらない食欲朝昼編~

マサイマラ国立公園でのゲームドライブ2日目は、初めての朝夕ゲームドライブ堪能の日!

 

1日目の大興奮ゲームドライブ、Ashnil Mara Camp快適滞在の様子は前々回・前回記事参照。

komachikokokoko.hatenablog.com

 

komachikokokoko.hatenablog.com

 

 

 

 

初めての早朝ゲームドライブ

真っ暗闇のキャンプ

おはようございまーす。(小声)

時刻は朝5時、いや4時。昨晩21時には気を失うように眠りについたので、ぐっすり7時間は寝ました。

朝4時なので、外はまだ真っ暗。

そして何よりも、テントの中が寒い寒い!

原因は

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バスルームの上部からヒューヒューと入ってくる朝の空気。(さすがナチュラル志向ホテル

朝の気温は13度くらいなので、テント内も13度くらいだったのだと思います。

今晩はしっかり着込んで寝ようと決心。

 

さて、朝のゲームドライブは6時半~。ちなみに朝食は6時半~のため、ゲームドライブの後になります。

の~んびりと支度をして、外は寒いのでウルトラライトダウンを着て(英断)、メイン棟でゲームドライブを待つことに。

 

メイン棟はほぼ明かりがついておらず真っ暗でしたが、朝のゲームドライブ前にたくさんの人が集まっていました。 

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(写真は昼間の様子)

 

朝食はまだありませんが、 毎朝温かいコーヒー、紅茶、ミルク、クッキーやマフィンが用意されています。(昼も夜も常備で嬉しい)

温かいミルクティーとバターたっぷりクッキーが、朝のゲームドライブ前の楽しみになりました。

 

さて今朝は何に出会えるのか

時間になったので駐車場に向かい、初日からのドライバー、エドワードと合流します。

今朝のゲームドライブもサファリカーを貸切です!

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地平線から昇っていく太陽 まさに

 

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サファリカーで走るうちにだんだんと辺りが明るくなってきました。

なお日が昇るまでは、ウルトラライトダウンを着ていてもすごく寒い!サファリカーで草原を疾走しているため、風をかなり受けます。

 

しばらくして、第一動物発見!
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ライオンのオス一頭だけかと思いきや
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ライオンファミリーでした!6~7頭くらいが互いに見える範囲内でごろごろ。


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初めて生で見るライオンの赤ちゃんは、本当に可愛かった!!!

3頭の兄弟だったのですが、互いにじゃれ合ったり、お母さんのおっぱいを折り重なりながら飲んだり。

ファミリーに見入る私たちのため、エドワードは私たちの気が済むまで延々とサファリカーを停めていてくれました。

 

再びサファリカーを発進させます。
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ハゲタカたちが集まっています。濡れた羽を乾かすために朝日に向かって羽を大きく広げる姿がかっこいい。


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今朝もヌーは相変わらず数が多いですね。

 

朝日が完全に昇り、強い日差しが降り注ぐようになった頃、サファリカーは帰途につきました。

 

食っちゃ寝とはこういうこと

朝のゲームドライブから帰ってきたのは9時前。朝4時頃から起きていたのでもうお腹はペコペコです。

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食事の時間をふと思い出すと、朝食は9時半まで!少し焦りましたが、ビュッフェスペースにはいつも通りシェフがいて、9時半を過ぎても食事を続けられるような様子だったので一安心です。

 

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朝食のLIVE KITCHENとしてはまずパンケーキ&フレンチトースト!


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トッピングはハニーやメープルシロップ、チョコレートソース、マカダミアナッツ等豊富!


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同じくLIVE KITCHENスタイルで作ってもらったオムレツ(卵3つ分)と合わせて、パクパクパクパク 。

甘いのとしょっぱいのと、最高の朝食でした・・・。

 

空腹状態から、いきなりたくさん朝食をいただいたので、自分たちのテントまで歩いて帰った頃には、朝のゲームドライブの寒さで疲れたのもあって、

もうほぼ半目状態

迷いなくそのまま眠りこけました・・・。幸せとはこのこと

 

起きたら時間は13時頃(!)

そんなにお腹は空いていないですが(寝ていただけなので)、とりあえずまたランチに向かいます。

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もう心の中で毎食食べることを決めているカレーを再びいただきます。サラダもいつも通り美味しい ・・・!

 

その後は16時のゲームドライブまで、キャンプ内を散歩したり、お土産屋をひやかしに行ったり。本当にゆったりとした時間が流れる滞在です。

 

さて次回は再びの夕方ゲームドライブ!

ドライバーエドワードでさえ、数か月ぶりに見たという、激レア動物に出くわすことを、この時の食っちゃ寝ばかりする私たちはまだ知りません・・・。

 

 

 

 

旅行記㉛ ケニア5泊8日新婚旅行 ~マサイマラ国立公園滞在1日目 Ashnil Mara Campでの満足ビュッフェその他編~

マサイマラ国立公園での本格的なサファリが始まったDay1

 

憧れのあの動物あの動物に出会えた大興奮のゲームドライブについては前回記事をご覧下さい。

komachikokokoko.hatenablog.com

 

 

今回は、そんなゲームドライブの裏でゆったりとした時間を過ごしたAshnil Mara CampでのDay 1の様子をお届け。

 

 

Ashnil Mara Campでの初お食事 

昼過ぎにキャンプに到着した私たち。まずは遅めのランチです。

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キャンプでの3食は、もちろんキャンプの外で捕食される以外外には何もないので、キャンプ内でいただきます。

それぞれの時間帯の中であれば何時に行ってもOK。

滞在中は毎日同じテーブルに座り、ドリンクのオーダーをとってくれるサーバーも同じ方が担当してくれます。

 

早速ビュッフェのラインナップを見に行きましょう。

5日間滞在して分かったことですが、ビュッフェスタイルでは、ベーカリーメニューを除いて、細かなサラダからメインディッシュまで、毎食全てのメニューが変わります。

 

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数種類のブレッド&ペイストリー


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5種類のサラダ。ドレッシングも種類豊富で、5~6種類あるビネガーとオリーブオイルでオリジナルドレッシングを作ることもできます。


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自分で好きな野菜を組み合わせてサラダを作ることも可能。

その隣には炭火焼きがLIVE KITCHENスタイルで。この日はポークチョップ(すごく美味しい

 

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パスタステーション

 

そして私が滞在中最もドハマりしたのが
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カレー&ロティ/プーリー(揚げパン)コーナー!

ロティや揚げパンはその場で出来立てアツアツのものを作ってくれます。


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デザートも小さなケーキがたくさん!


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この日のランチ、1番美味しかったのはポークチョップ。フルーツごろごろソースの程よい酸味が、少し甘めにマリネされたポークチョップと抜群のコンビネーションでした。


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そしてお豆カレーとキャベツの入ったカレーも、スパイシーで本格的!

出来立て揚げパンが熱々カリカリ!カレーと一緒にパクパク食べました。(揚げパン取り過ぎでは)

メモ:このキャンプ、宿泊者の多くはヨーロッパからのようでしたが、次に多かったのはインド系(ヨーロッパに住んでいる方か、インドから来た方か)。カレー(ベジタリアン&ノンベジタリアン)が3食あったのも納得です。

 

見て見ぬ振りスキルが肝のプール

ランチを終えて、本日16時のゲームドライブまでは時間があるためプールで過ごすことに。

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前々回のAshnil Mara Campの魅力を伝えた記事でも紹介しました。

一見、『サバンナに突如現れたリゾート!』感がすごいプールです。何の戦いにも挑んでいませんが、誰しもに「勝った・・・。」と思わせてくれる雰囲気。

 

昼間は気温28度程の中、気持ちよさそうなので入ってみましょう。

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あれっなんか水面に雨粒が落ちた時のような模様が。

よく見ると黒い粒々が。

仕上げのブラックペッパーかな?


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あっこれは何百ものハエですね。

いや~マサイマラに来てから、ゲームドライブ中もやたらハエが多くて、動物はもちろん、私たちの顔にもナチュラルにハエが常時数匹とまっていました。

リゾートらしいプールにハエが数百浮かんで(死んで)いたところで、ちょっとしたアクセント程度ですね。

 

とのことで、夫がハエプールに入る様子を、私はまず見守ります

私「ハエどう~?(水温どう~?のノリで)」

夫「思ったより気にならないかも。」

2秒後

 

 

夫「あ~やっぱハエ多いわ~

何かを悟ったような顔で夫がプールから上がってきたところで、救世主登場です!


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どこのプールにも一人は必要!ハエ取りスタッフ! 

 

まさにハエ取り用!といった網で、ひょいひょいとハエをすくっていきます。

ある程度(推定ハエ数 100匹)すくえたら、おもむろに近くの綺麗に剪定された植木に向かい、網ごと植木の上でシェイク!

 

その往復の様子をプールサイドから見守る私たち。

とはいえ丁寧な仕事ぶりが裏目に出たのか、それともハエ数がえげつないのか、なかなかハエ取り作業が終わらない。

「もう行ってまえ!」と、夫はハエ取り網がまだシャッシャッと水面で動くプールにそのまま浸かりに行きまして、

私はというと

あ~ハエ取り網引っ掛かりそうだぞ、あの人

と思いながら、リクライニングチェアからゆっくり眺めていました。(貴族の遊びってこんなものでしょうか。)

ハエ取り作業がひと段落したのちは、綺麗なプールになったので私もスイスイ泳ぎましたよ。

 

夕方サファリから帰ってきて

Cultural Talk

サファリから帰ってきたのは18時半頃。キャンプに着く頃には日も落ちて、気温もかなり下がっていました。(ケニアの7月最低気温は12~3度)

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メイン棟に焚き火があったので、ちょっくらここで温まることに。

始めは2~3人いた周りの人たちも、ディナーのために移動したのか、気づけば焚き火の周りは私たちだけ。

するとおもむろに

 


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スタッフの一人によるプレゼンが始まりました。(私たちにむけて)

スライドよりも私たちの方を向いて常に語りかけてくるので、

引くに引けず

話を聞いてみると、どうやら毎晩19時~行うCutural Talk、今晩はマサイ族がテーマでした。

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(昼間に写真をとっていました)

 

半ば巻き込まれ事故思いがけず聞くことになったCultural Talkでしたが、

マサイ族は

・栄養のため牛の生き血をミルクに混ぜて飲む(牛は殺さず首根っこに傷をつけるだけ)

等の情報(記憶がやけに限定的)を得られたので、へぇ~~~と勉強になりました。

あとは、テーマ毎に毎晩行っているそうなので学びたい!という思いと、

オーディエンスが誰もいないのは何だか忍びない!(せっかくいいイベントなのに)という思いとで、

滞在中のルーティーンに盛り込むこととしました。

 

わくわくディナー

Cultural Talk後は待望のディナーです。


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ディナーにも2種類のカレーと、プラタ(ロティ)


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デザートはプリンが美味しそうです〜

 

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ディナーの炭火焼きはチキンのドラムスティック、これまたとても美味しかったです!

スナップエンドウの中華風炒めも、アジア人好みの味でほっこり。

 

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今晩のカレーは小さいお豆のカレーと、ナスのカレー。どちらも脂っこさはそこまでなくて、少しスパイシーで美味しい~。両面にバターがたっぷり塗られたプラタも出来立てが最高です!

 

ランチもディナーも大満足の味だったので、これはもうAshnil Mara Campの食事レベルはかなり高いと言ってもいいと思いました!

毎食変わるメニューが楽しみです・・・! 

 

テント泊

夕食前、荷物を置きにテントに戻ると、夜仕様になっていました。

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蚊帳で四方を取り囲まれたベッド

テント全体も全面テント生地のジッパーが下ろされています。

夜は12~3度程まで気温が下がるため、網タイプの生地のままだと寒いです!


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バスルームはこんな感じの照明。

全体的にテント内の照明は少なめ、かつWifiも通っていないので、夜はシャワー浴びる →  寝るの流れを非常に素直に実行できます。(家でいうダラダラタイムがない)

 

穏やかな時間が流れる中、ベッドに入った夫がぎょっとしたのだけは穏やかではなかったです。

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布団の中に入っていた湯たんぽ(ヒョウ柄がギャル風)が足に当たったようで、

生暖かい小動物

と間違えたようです。

「いやそんな訳ないでしょ!」と突っ込み切れないところもAshnil Mara Campの良さですね。

 

1日目は21時頃に眠気の限界が来て就寝。以後21時台に寝落ちする日々が続きます。

明日は初めての朝夕ゲームドライブのフルセットの日!

またもやサークルオブライフの瞬間を目の当たりにすることになります・・・!